花粉症の舌下免疫療法について

花粉症地獄だった6年前

私は6年前に花粉症の舌下治療を始めた。
それまでは、花粉症の時期には、ずっと続く鼻づまりと洪水のような鼻水、くしゃみ中にくしゃみするくらい連発するくしゃみ、夜は眠れなくて、日中は寝不足だった。
抗アレルギー薬を飲むと少し良くなるけど、それでも多少の鼻水とくしゃみは出てた。
日中の眠気は薬を飲んでも飲まなくてもあるから、花粉症の時期は本当に地獄だった。

中学生くらいから花粉症になって、大人になっても治らず、一生続く病だと思ってあきらめてた。

舌下免疫療法って?

かかりつけの内科医院で、抗アレルギー薬をもらってたんだけど、そこで舌下治療の話をされた。

舌下免疫療法は、アレルゲン免疫療法(減感作療法)の一種で、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に吸収させることで、アレルギー反応を弱めていく治療法。本当にこんなことで治るのかな、と半信半疑で始めた。でももしこれで一生花粉症の悩みから解放されるならと思って、やってみることにした。

やることは簡単で、毎日決まった時間に舌の裏側に「シダトレン」という液体の薬を垂らすこと。シダトレンは、冷蔵保存しないといけないので、いつも冷蔵庫に入れて保管していた。実家に帰るときは保冷剤と一緒にして持って帰ってた。
最初は2週間に1回、病院に行って状況を確認して薬をもらう。慣れてきたら月1回、半年経ったくらいからは2か月に1回通院する。
副作用は、たまに下の裏に口内炎ができて、そういう時は薬を休んでもいいと言われた。

治療を始めてから3年くらい経ったくらいに「シダキュア」という錠剤に変わった。こちらは錠剤なので冷蔵保存も必要ないし、持ち運びも楽だった。
なんとなくだけど、液体のシダトレンの方が効いてる気がした。なんとなくだけど。

治ったかどうか?

去年、舌下治療5年超経ったので、治療をやめることになった。
やめてから初めての春。抗アレルギー剤を飲まずに過ごせてる。基本的にアレルギー体質だから一年中、何かしら軽いアレルギーがあるんだけど、花粉症の時期でも同じくらいだったから、ほぼ治ったと言っても過言ではない状況。

本当に苦しかったから、ここまで良くなって、本当に治療してよかったと思う。
夜もよく眠れるし、くしゃみも滝のような鼻水にも悩まされない生活は快適以外の何物でもない。

もし花粉症で悩んでいる人がいたら、全力でお勧めしたい。

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