以前働いてたオーナー社長の会社について

いろいろとアウトな会社

営業が6人、経理兼総務が1人、事務パートが1人の小さな会社に
私は正社員の事務として入社した。
その会社が本当にヤバくて、びっくりした話をしようと思う。

①募集してた会社と入社した会社が違った
②有休の概念がなかった
③社長がTシャツ、短パン、サンダルで出社してた
④男性社員に暴力的だった

①募集してた会社と入社した会社が違った

求人サイトで募集してた会社が操業40年の会社で
面接に行った場所も、募集してた会社だった。

入社してからも、その会社に入社したと思ってたら
実は子会社に入社してたと知った。

知ったタイミングが保険証をもらった時で
保険証に記載されている会社名と入社したと思ってた会社名が違っていた。
総務の人に聞いたら、当たり前のように子会社に入社してると言われた。
ほかの社員に聞いたら、みんな知ってて何も教えてくれてなかった。

私が面接した(と思ってた会社):社長の父親の会社
私が入社した会社:息子の会社(社長の会社の子会社)

だった。
「騙された!!!!」
って思ったけど、時すでに遅し。
前の会社よりも、自分の能力が活かせるし
前の会社よりも、働きやすい環境だから
「ま、いっか」と思うようにした。

②有休の概念がなかった

有休の概念がないって、何よってなると思うのだが
実際にそうだったから、それ以外の言葉がない。

入社してすぐに、社長に言われたこと。
「うちの会社は有休はないけど、休んでも給与は減らないから」

?????

何言ってんの?ってなると思うんだけど
社長曰く「常識の範囲内だったら休んでも給与は減らない」らしい。

じゃあ、実際休めるかというと、休めないよね。笑
その会社に2年居たけど、ウイルス性の胃腸炎になったとき以外
休めなかったよ。

休んじゃダメとは言われてないから、休めるんだけど
有休の概念はなかったよね、っていう。

③社長がTシャツ、短パン、サンダルで出社してた

全然いいんだけど、社長が夏はTシャツ、短パン、サンダルで出勤してくるの。
全然いいんだけど、お客様がいるときにその恰好で来ると、微妙な空気流れるの。
全然いいんだけど、香水付けすぎなの。歩いた軌跡がわかるの。

④男性社員に暴力的だった

社長は女性には、めちゃくちゃ優しいんだけど
男性社員にはめちゃくちゃ厳しい。
叱るというより、怒鳴る感じ。
何が怖いって、男性社員に注意するときに
女性社員を別の部屋に行くように指示するの。
つまり、引くくらい怒鳴るってこと。

私が入社後は結構落ち着いてたらしいが
昔は蹴ったり殴ったりもあったらしい、との噂。
壁が汚れてたり、壊れたごみ箱とかは
殴ったり蹴ったりした名残らしい。

こええよ。普通に。

でも悪くない会社だった

そんな感じの会社だったけど、前の3代目の一族経営の会社よりも
何十倍も働きやすかったし、能力認めてくれたし、よかった。

なんで辞めたかというと
めちゃくちゃ暇だったから!!!!

仕事があんまり無くて、一日の半分くらいは何もすることが無く
いい加減、脳みそ腐りそうってなって、転職活動した。

暇で給料もらえるの、良いじゃんって思ってたけど
すごく人生を無駄遣いしているかのうような気持になって
一生これが続くのは、しんどすぎるって思った。

社長は頭もいいし、先見の明もあったし、資金もあったから
会社はなくならないだろうし、プライベートを大切にしたい人なら
すごくいい会社かもしれない。

私自身、もっと成長したかったし、もっと給与を上げたかったから
忙しいって分かってて、今の会社に転職した。
この会社にいたときの5倍忙しくなって、2.5倍くらい給与が上がった。
仕事に人生をささげるタイプではないし、プライベートのほうが大切だけど
一日8時間以上拘束される仕事で、何もすることが無く暇って
私にとっては地獄だったから、転職できたのは幸運だったと思う。

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